2013.10.20
個人投資家が株式市場で機関投資家に勝てない四つの理由
株個人投資家で勝てるのは全体の1割という話はしたと思います。
まあ宝くじやロトとかと比べたら格段に高い勝率なんですが、負ける時の額が宝くじやロトと比較にならないくらいドでかいのでまさにギャンブルです。
そしてその要因ともいえるのが私もガンホーで完全に思惑通りハメられた機関投資家の存在です。
なぜ個人では機関に勝てないのか?
まあ理由は簡単なんですけどね。
まず情報元に載ってたコメントを。
「機関投資家のパワーを数値として目の当たりにし、「アクティブに取引する個人投資家が市場で勝てない理由」を脳髄から理解した。」
個人では私が人生をかけて大勝負したガンホーもせいぜい1千万円です(信用取引ですから現金はそんな持ってませんw)
機関はだいだい何億円、何百億円が普通です。
この愕然とする資金の差が大きく株価に影響(資金があれば簡単に株価操作ができる)するかは分かるでしょう。
株価操作は犯罪ですが、どこまでが線引きなのかは全く不明です。
ガンホーもたくさんの個人投資家が株価操作されてることを見抜いていても、別に機関が逮捕されたなんて聞きませんし。
「株式の市場では、個人が銘柄を自ら選んで投資をしようとすると、プロが得をして個人が損をする仕組みになっているということを、私はプロの立場から痛感してきました。」
これは中学生の野球少年がプロ野球に挑戦するようなものですね。
勝てるはずがないって事です。
とりあえず四つの理由を転記します。
1.体力が違う
ダメージを気にせずリスクを取れる。取れるリスクの量が多い。
ただレバレッジかけてリスクを取りすぎたリーマンがアレになったりしたので、体力も無限とはいえない。
たまに公的資金注入というバグ技でリレイズがかかる。
2.速さが違う
ロイターとかから、取引アプリケーションに直接ニュースフィードが飛び込んでくる。
個別株式に関連するニュースはワンボタンでポップアップされ、即座に取引に移ることができる。
速度の優位が利益の源泉となるため自社制作のアプリケーションは速度を極限まで追求しており、0.01秒単位で他の証券会社と勝負している。
最近はネット証券提供のトレーディングアプリケーションが充実してきたとは言え、個人投資家は足元にも及ばない。
3.金額が違う
動かす金額が違う。
ヘッジファンドは何億円、何百億円単位で注文を出す。
その金額はダイレクトに市場に与え、個人投資家は波間でもまれるクラゲに等しい。
実際に取引画面を見せてもらったけど、笑えるくらい桁がでかい。
しかし、機関投資家の額の大きさは逆に投資対象に制限を与えることになり、個人投資家の取引金額の小ささは逆に「小回りが聞く」というメリットとなりうる。
中小株でも市場に影響を与えることなく波をうまく乗りこなせばそこそこ稼ぐことが可能。
4.情報が違う
上(2.)で記したように情報の速さも段違いだが、そもそも与えられる情報からして、別種のものだったりする。
例えば「板」。
実は証券会社に送られる気配値の情報は、個人が参照できるMax量の倍。
これは東証が定めている決まりのひとつ。
証券会社とコンタクトを取って取引を行う機関投資家は、文字通り"視野"が倍広いのである。
http://d.hatena.ne.jp/Hash/20080917/1221679566
やはり、個人投資家は損するのが当たり前なのか!
とりあえず、この記事はここまでです。
来週くらいには、この圧倒的不利な状況を打破する事は不可能なのか!、について記事を書く予定です。
実はそこそこ可能です。
私が450万円という大損をした後、機関に対抗する方法を模索し、その結果を元に記事を書く予定です。
結果だけ書いときますが、あの後、トータルでガンホーのみで230万円のプラスを出せました。
さすがに全額取り戻すことは無理でしたが、何とか半分は取り戻せました。
ただ機関に勝負かけるのは精神的に相当苦痛が伴います。
さすがにもう機関に勝負する事はないと思います。
機関投資家が自分の売買する株に関与してるのか簡単には分かりません。
私はたまたまある掲示板で個人投資家の情報でガンホーにGSが大きく絡んでるのを知りました。
機関は金額がでかいという点から、その日の出来高ランキング上位はほぼ機関が絡んでる可能性大と思います。
あの時期はガンホー、大抵3位くらいにずっといましたからね。
後は個人は空売りできないが、機関は空売りが出来ると書きました。
ここからもある程度情報が分かります。
どうも機関が空売りしたら情報公開する義務があるようです。
条件等は分かりませんが(いくら以上とかあるらしい)。
空売り残高の検索
http://www.your-alert-service.com/
ここでガンホー「3765」で検索してみてください。
未だにGSがガンホー発行株全ての株の1.19%も空売りしているのが分かります。
あ、GSって投資家にしか分からないでしょうから正式名は「GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL」の事です。
まあ宝くじやロトとかと比べたら格段に高い勝率なんですが、負ける時の額が宝くじやロトと比較にならないくらいドでかいのでまさにギャンブルです。
そしてその要因ともいえるのが私もガンホーで完全に思惑通りハメられた機関投資家の存在です。
なぜ個人では機関に勝てないのか?
まあ理由は簡単なんですけどね。
まず情報元に載ってたコメントを。
「機関投資家のパワーを数値として目の当たりにし、「アクティブに取引する個人投資家が市場で勝てない理由」を脳髄から理解した。」
個人では私が人生をかけて大勝負したガンホーもせいぜい1千万円です(信用取引ですから現金はそんな持ってませんw)
機関はだいだい何億円、何百億円が普通です。
この愕然とする資金の差が大きく株価に影響(資金があれば簡単に株価操作ができる)するかは分かるでしょう。
株価操作は犯罪ですが、どこまでが線引きなのかは全く不明です。
ガンホーもたくさんの個人投資家が株価操作されてることを見抜いていても、別に機関が逮捕されたなんて聞きませんし。
「株式の市場では、個人が銘柄を自ら選んで投資をしようとすると、プロが得をして個人が損をする仕組みになっているということを、私はプロの立場から痛感してきました。」
これは中学生の野球少年がプロ野球に挑戦するようなものですね。
勝てるはずがないって事です。
とりあえず四つの理由を転記します。
1.体力が違う
ダメージを気にせずリスクを取れる。取れるリスクの量が多い。
ただレバレッジかけてリスクを取りすぎたリーマンがアレになったりしたので、体力も無限とはいえない。
たまに公的資金注入というバグ技でリレイズがかかる。
2.速さが違う
ロイターとかから、取引アプリケーションに直接ニュースフィードが飛び込んでくる。
個別株式に関連するニュースはワンボタンでポップアップされ、即座に取引に移ることができる。
速度の優位が利益の源泉となるため自社制作のアプリケーションは速度を極限まで追求しており、0.01秒単位で他の証券会社と勝負している。
最近はネット証券提供のトレーディングアプリケーションが充実してきたとは言え、個人投資家は足元にも及ばない。
3.金額が違う
動かす金額が違う。
ヘッジファンドは何億円、何百億円単位で注文を出す。
その金額はダイレクトに市場に与え、個人投資家は波間でもまれるクラゲに等しい。
実際に取引画面を見せてもらったけど、笑えるくらい桁がでかい。
しかし、機関投資家の額の大きさは逆に投資対象に制限を与えることになり、個人投資家の取引金額の小ささは逆に「小回りが聞く」というメリットとなりうる。
中小株でも市場に影響を与えることなく波をうまく乗りこなせばそこそこ稼ぐことが可能。
4.情報が違う
上(2.)で記したように情報の速さも段違いだが、そもそも与えられる情報からして、別種のものだったりする。
例えば「板」。
実は証券会社に送られる気配値の情報は、個人が参照できるMax量の倍。
これは東証が定めている決まりのひとつ。
証券会社とコンタクトを取って取引を行う機関投資家は、文字通り"視野"が倍広いのである。
http://d.hatena.ne.jp/Hash/20080917/1221679566
やはり、個人投資家は損するのが当たり前なのか!
とりあえず、この記事はここまでです。
来週くらいには、この圧倒的不利な状況を打破する事は不可能なのか!、について記事を書く予定です。
実はそこそこ可能です。
私が450万円という大損をした後、機関に対抗する方法を模索し、その結果を元に記事を書く予定です。
結果だけ書いときますが、あの後、トータルでガンホーのみで230万円のプラスを出せました。
さすがに全額取り戻すことは無理でしたが、何とか半分は取り戻せました。
ただ機関に勝負かけるのは精神的に相当苦痛が伴います。
さすがにもう機関に勝負する事はないと思います。
機関投資家が自分の売買する株に関与してるのか簡単には分かりません。
私はたまたまある掲示板で個人投資家の情報でガンホーにGSが大きく絡んでるのを知りました。
機関は金額がでかいという点から、その日の出来高ランキング上位はほぼ機関が絡んでる可能性大と思います。
あの時期はガンホー、大抵3位くらいにずっといましたからね。
後は個人は空売りできないが、機関は空売りが出来ると書きました。
ここからもある程度情報が分かります。
どうも機関が空売りしたら情報公開する義務があるようです。
条件等は分かりませんが(いくら以上とかあるらしい)。
空売り残高の検索
http://www.your-alert-service.com/
ここでガンホー「3765」で検索してみてください。
未だにGSがガンホー発行株全ての株の1.19%も空売りしているのが分かります。
あ、GSって投資家にしか分からないでしょうから正式名は「GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL」の事です。